女性建築家の草分け的存在、巨匠アイリーン・グレイが1929年に発表したMonte Carlo(モンテカルロ)です。
前列と後列の二重構造という非常に斬新的なデザインが特徴です。
レザーのクッションは、直線ではなく緩やかな曲線を描いています。
背もたれにもなる上段のクッションは、下段のクッションの約半分の幅となっており、
上段のクッションは、向かって右に大きくスライドした独特な構造となっています。
レザークッションを支えるスチールパイプ。
そのスチールパイプが、緩やかな曲線を描くクッションを直線的に支えています。
相反する要素をシンプルにまとめつつ、大胆な構造を持つソファに、まるでアート作品のような確かな存在感があります。
